『アントマン』俳優 サイン帳が“空白”の少年を電話で励ます「物事が良くなること忘れないで」

海外エンタメ 海外エンタメ
写真はイメージです(skif/)
写真はイメージです(skif/)

 マーベル映画『アントマン』などで知られる俳優ポール・ラッド(53)が、サイン帳がまだ空白に近い米コロラド州の少年にビデオ通話をして励ました。ブロディ・リダー君(12)の母親カサンドラさんは、教師2人によるメッセージとクラスメート2人が名前だけが記入されたサイン帳の写真をフェイスブックに投稿。それを知ったポールが、ブロディ君に電話をするに至った。

 ポールはビデオ通話で「君のことを聞いたよ。この子と話さなきゃと思ったんだ。彼は僕のようなやつだと思ったからね」とブロディ君に話しかけ、その数日後には、温かいメッセージと共に、サイン入りのアントマンのヘルメットを贈ったという。

 その手紙にはこう綴られていた。「親愛なるブロディへ。先日君と話ができて素晴らしかったよ。人生が辛い時でも、物事が良くなることを忘れないことが大切だ。多くの人が君のことを愛し、最高にクールなやつだと思っているよ。僕もその1人だ!君がこれから成し遂げる素晴らしい事の数々を目にするのが待ちきれない。君の友人、ポールより」

 カサンドラさんは、教師2人と生徒2人のみが記入したブロディ君のサイン帳の写真を投稿した際、「様々な子供達にサインを求めたのに。だからブロディは自分で自分に向けて書くことにしました。私の心は砕けてしまっています。あなたの子供達に親切心を教えて下さい」とコメントしていた。

 その後、投稿が話題となり、最終的にポールから連絡を受けたカサンドラさんは、ビデオ通話の一部を投稿した。「今日信じられないことが起きました!ブロディがポール・ラッドと話すことができたのです!『アントマン』ですよ!これって本当に起こったことなのでしょうか?ブロディはとても興奮しています!」「連絡をくれ、これを設定してくれたポール・ラッドとその姉妹マンディに感謝!ブロディを本当に幸せにしてくれました!今私の心は満たされています」と喜びを語っていた。

おすすめニュース

気になるキーワード

新着ニュース