米人気女優のジェシカ・チャスティンがグッチのジュエリーコレクションの顔を務める。クリエイティブ・ディレクター、アレッサンドロ・ミケーレによる、悦楽の園を意味する「ホルトゥス・デリキアルム」コレクションには、「仮説的グッチの顧客」を具現した唯一無二のアクセサリーが並んでいる。
ミケーレはWWDにこう語る。「驚くべきは、私達が大手のジュエラーたちの領域に入り、信頼を築いたことです。私が本気で取り掛かってみたい事でしたし、ジュエリーに私はいつも夢中でした。仮説的グッチの顧客のためのコレクションを完成させる必要があると感じたのです」
同コレクションの制作にあたって古代ローマや20世紀初頭の人間の歴史からインスピレーションを受けたというミケーレ、「予想だにしなかった仕事でしたが、素晴らしい情熱が注がれたものとなりました。生きている宝石をリアルな生活に復帰させたかったのです。大きなイベントを記念するなど、それらは私たちの生活に必須のものなのです。私はモデルたちにランウェイで身に付けさせますし、自分でも日々付けています。オフィスで、朝食で、外でです」と続けた。
そしてコレクションの1点もののアイテムを「興味深い実験」と表現、それぞれのアクセサリーへの愛ゆえ、誰が買い、身に着けるのかにも興味をそそられているそうだ。
一方ジェシカは先月12日、トニー賞のレッドカーペットに、ミケーレがデザインした古きハリウッドからインスパイアされたピンクドレスで登場し話題となっていた。