ユニークなアイデアを製品化し、販売するもにゃゐずみ（＠Ｍｏｎｙａｉｚｕｍｉ）さんは７日、ツイッターで「色んな甘いものへの衝動的欲求を『牛乳一杯』で抑え込めるグラスが作れないか実験してる」とつづり３枚の画像を投稿。イチゴとスポンジケーキが描かれたグラスに、牛乳を注ぐとショートケーキの絵柄が浮かぶ。「発想が天才」「欲しすぎる」と注目を集めている。
牛乳を注ぎ浮かび上がる絵柄はショートケーキ、ホイップクリーム詰め、黒糖ミルクティの３種類。コンビニエンスストアで販売されたスイーツドリンクの商品パッケージからアイデアが生まれた。もにゃゐずみさんは「果肉が実際より多く入っているかのように見えるデザインを施し、物議をかもしていた件を見かけて、これをよりポジティブな用途としてリデザインできるんじゃないかと思いました」と振り返った。
甘いものを我慢したい瞬間がよくある。「ラーメンを食べた後が一番やばくてカロリーのダブルパンチを食らうことがあります」。ダイエットで利用されることを想定した。
牛乳が苦手な人に向けた使用法も思いついた。「日本人で牛乳が嫌いな人は１２％といわれていて、９人に１人は牛乳が嫌いということになります。子供のうちからせめて牛乳に対するイメージだけでも変えていけないかなと。今回作った３種類は、もとはといえば同じ乳製品なので気持ちの持ちようで牛乳もおいしく飲めるのではないかと考えています」と期待した。
８日現在でリツイート数は１万以上、８万４０００を超えるいいねを獲得している。「牛乳が好きな方だけでなく苦手な人から『これなら飲めそう』という反応があったのが印象的でした。牛乳が好きな方からも苦手な方からも愛されるプロダクトになれば」と手応えを語った。現状は３ＤＣＧでの検証段階だが、商品化を検討している。「具体的にプロダクトにしてみなさんのもとにお届けできるよう動いています。アップデートがあり次第ツイッターアカウントでお知らせします！」と呼びかけた。
もにゃゐずみ氏はこれまで「ハズレ馬券トランプ」や「廃課金ＵＳＯ」などさまざまな発明品を商品化。以下のサイトで販売している。（https://monyaizumi.stores.jp）
