世界的名優、過去の人種差別発言を謝罪「黒人男性なら誰でも良かった」「友人がレイプされた怒り」

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リーアム・ニーソン
リーアム・ニーソン

 アイルランド出身の俳優リーアム・ニーソン(69)が、人種差別的だとして論争を呼んだ2019年の発言に対し謝罪した。リーアムは、若い頃親しくしていた人がレイプされたことから黒人の誰かを殺そうと外をうろついたことがあると告白。今回ドラマ『アトランタ』にカメオ出演した際に、その発言に真っ向から向き合ったかたちだ。

 リーアムは、ブライアン・タイリー・ヘンリー演じるペイパー・ボーイに「君は、僕の罪に関して耳にしたり読んだりしたんじゃないかな。黒人の男性に僕が何をしたかったかということに関する発言だ。黒人男性なら誰でもよかった。僕が若かった時はね。僕の友人の一人がレイプされ、僕は怒りからその行動をとった」と話した。

 そして当時の自らの態度に恐れを感じているとして「振り返ってみると、正直なところ恐ろしいよ。人々は、それは過去の僕であり、現在の僕ではないことを理解してくれると思っていた」「でも、そうだとしても申し訳なく思う。人々を傷つけたなら謝るよ」と続けた。

 2019年に『スノー・ロワイヤル』のプロモーション活動中に、同作で自らが演じた役を身近に感じる理由を説明した際、知人の女性がレイプされたことを振り返ったリーアム。「誰だか知っているか聞いたんだ。でも、知らなかった。で、人種を聞いた。すると彼女は黒人だと言った」「棍棒を持って、あちらこちらに行ったよ。誰かがアプローチしてこないかなってね。言うのも恥ずかしいよ。1週間くらいそんなことをやっていた。どっかの黒人の野郎がパブから出て来て、僕のところに因縁でもつけて来ないか願いながらね。そしたら、殺してやれるのにって」とコメントしていた。

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