ロシアのウクライナ侵攻で"宇宙人捕獲計画"が棚上げに「ESAはロシアへの制裁に完全同意」

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写真はイメージです(danielegay/stock.adobe.com)
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 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が命じたウクライナ侵攻により、"宇宙人捕獲"の計画が滞っている。地球外生命発掘に関する多くのミッションで、欧州宇宙機関(ESA)がロシアとの協力関係を停止。探査機ルナ25、26、27による月の調査も取り止めとなる予定だ。

 さらにESAがロシアと共同で進めていた火星探査計画エクソマーズも停止。火星にローバーを着陸させ、表土を掘り地球外生命の痕跡を探す計画が棚上げとなってしまった。

 ESAのスポークスマンはこう話す。「ロシアのウクライナ侵攻とその結果生じる制裁により、エクソマーズの状況も根本的に変化しており、ESAにとって計画されていた月面協力の実施が不可能となりました」「政府間機関として、ヨーロッパの価値観に対する最大限の尊重と共に、宇宙計画を進めていくことが義務付けられている我々は、ウクライナへの侵略による人的被害と悲劇の結果に深く嘆いております」「宇宙への科学的探究への影響を認識しつつ、ESAは加盟国によるロシアへの制裁に完全に同意します」

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