英人気ギタリスト「今や全部がソーシャルメディアだ」元メンバーの公開書簡に応戦 

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 ジョニー・マー
 ジョニー・マー

 英人気ロックバンド「ザ・スミス」のギタリスト、ジョニー・マー(58)が、メンバーだった人気歌手モリッシー(62)からのクレームに反応している。ザ・スミスで共に活動していた2人だが、最近モリッシーは、「僕の名前をインタビューの中で言及するのは止めてくれ」と、ジョニーに宛てた公開書簡を掲載、そこにジョニー本人がツイッターで返信をしたかたちだ。

 「親愛なるモリッシー。公開書簡なんて1953年以来もはや存在していないし、今や全部がソーシャルメディアだ。ドナルド・トランプでさえやっている。そこにこの偽情報ビジネス。ちょっと2021年的だね」

 25日、モリッシーが自身のサイトのブログ上に載せた公開書簡にはこう綴られている。「これは暴言やヒステリックなわめきではない。礼儀正しく冷静沈着な中での要求だ。インタビュー中に僕の名前を出すのをどうか止めてくれないだろうか?」「頼む、代わりに君自身の仕事、君の留まるところを知らないソロでの功績、君自身の音楽について語るのはどうだろう?できることなら僕の事をほっておいてほしいんだ」「まず君は僕のことを知らない。僕の人生、目的、思考、感情について君は何も知らない。それなのに君は相変わらず、僕の本能に絶え間なく割り込むことの出来る専属の精神科医かのように喋る」

 1987年にメンバー間の個人的な違いを理由に解散したザ・スミス、ギタリストを務めたジョニーにフロントマンだったモリッシーはこう書簡を続けていた。「僕らは35年間全くの他人だ。もう大昔のことだ。僕らが出会った時、君も僕も成功者ではなかった。僕らはお互い助け合い、そして現在の僕らがいる。その時代をそのままにしてもらえないだろうか?」「君は執拗に何年も、何10年も、あらゆることを僕のせいにしないといけないのか?2007年のソロモン諸島での津波から、君のおばあさんの顎に垂れたよだれまで?」

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