世紀の歌姫 10人死亡フェスの悲劇ショックでコンサート中止「心が痛みます」

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ミーガン・ジー・スタリオン
ミーガン・ジー・スタリオン

 人気ラッパーのミーガン・ジー・スタリオンが、アストロワールド・フェスティバルでの事故を受けて、米テキサス州ヒューストンで予定されていたコンサートの中止を発表した。先月同フェスティバルで主催者のトラヴィス・スコットのパフォーマンス中に観客が殺到し10人が死亡する事故が発生。同地出身のミーガンは、故郷は未だ悲劇の中にあるとしてキャンセルを決めたという。

 2019年の同フェスティバルでステージに立ったこともあるミーガンは地元紙ヒューストン・クロ二クルにこう話す。「今月始めにヒューストンで亡くなった人々への敬意を込めて、12月3日713ミュージック・ホールでの公演のキャンセルを決めました。ヒューストンはまだ癒しの過程にあり、私たちのコミュニティに十分な弔いの時間が与えられることが重要です」「この困難な時期に苦しんでいる全ての家族のことを想うと心が痛みます」

 そんなミーガンは同事故発生の数日後にこう話してもいた。「ヒューストンは私の故郷。私の心の中にある特別な場所。酷い気分。できる事は何でもしたい。サポートをしたい。いつだって。私の義務だしやるつもり」「祈りとお悔やみを送ります。全ての人に、そして彼らの家族にポジティブなエネルギーを送ります」

 9歳から27歳までの犠牲者が出た事故だが、現在200件近い訴訟がトラヴィスとイベントプロモーターのライブ・ネイションに対して起こされている。またトラヴィスは犠牲者となった人々の葬儀代の費用を支払いを提案したものの、9歳の少年エズラ・ブラント君を失った両親からはその申し出を拒否されていた。

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