ジャニーズの人気グループ・V6が11月1日に千葉・幕張メッセで行われる「LIVE TOUR V6 groove」最終公演で解散する。TBS系「学校へ行こう!」でV6と長年共演していたフリーアナウンサー・みのもんた(77)がメンバーとの思い出をデイリースポーツに語った。「校長」として成長を見続けていたが、“卒業証書”代わりの言葉を6人に贈って今後の活躍にも期待した。95年のデビューから26年。6人のラストステージは有料生配信も実施される。
若かりしV6の姿が脳裏に浮かぶ。「学校へ-」が始まったのは、まだデビュー2年目の1997年10月で、年少組のComing Centuryは全員10代。「真面目だったなぁ。未成年もいたけど、社会的な通念がきちんとしてましたよ。礼儀作法も。模範的な若者たちで、日本の未来もまんざらじゃないなと思いました」と懐かしむ。
番組では「未成年の主張」など多くの人気コーナーが誕生したが、「全員、うま~くハマってましたよね。制作側の企画力に、十分応えてた」と振り返る。レギュラー放送は11年間続き、「グループとしてどんどん大きくなっていっても、彼らは決して勢いに流されることはなかったね。リーダーの坂本君を中心に、キレイにまとまってましたよ。実にチームワークが良かった。見てて、気持ち良かったね」と感服する。
26日の特番では6年ぶりに再会した。「泣けちゃったよ、ほんとに。『ありがとうございます』と言われてジーンと来て、涙が止まんなくなっちゃって。V6は僕の宝物のひとつだね」。26年間のアイドル人生にピリオドを打つ6人は、それぞれの道に進むが、「人生100歳とすると、四分の一を素晴らしい存在として埋めたってのは、価値あるね。V6の世界を作り上げた人たち。実力あるし、これからも十分やっていける」とネクストステージでの成功を信じる。