ギター背負い1000キロ自転車で大移動! 大武茜一郎カミコベでゴール「お尻と肩が痛い」

湿布を貼った姿で熱唱した大武茜一郎
湿布を貼った姿で熱唱した大武茜一郎

 音楽バンド「初恋(突然少年)」の大武茜一郎(24)が31日、兵庫県・神戸空港島多目的広場特設ステージで行われた音楽チャリティフェスティバル「COMING KOBE21(通称・カミコベ)」に出演。被災地を自転車でつなぐ「カミングライダー」として、熊本県から神戸まで約1000キロメートルを”チャリ”で移動した思い出を歌にのせて披露した。

 カミコベは阪神淡路大震災を語り継ぎ、「神戸からの恩返し」として募金活動など全国の被災地支援を行う音楽フェス。「カミングライダー」は同フェスの企画の一部で、これまでのフェスで集めた募金の寄付先や各被災地を自転車でめぐり、旅を通じて感じたことを新曲としてカミコベで披露する。

 今年のライダーを務めた大武は、令和2年7月豪雨による被害を受けた熊本県球磨村を18日に出発。前任ライダーから引き継いだロードバイクで14日間をかけて神戸まで移動した。カミコベ当日のライブステージには、肩やわき腹に湿布を貼った姿で登壇した。

 道中はギターを背負い、自転車に積みこめるだけの荷物を持って移動。大武は「今もちょっと残っているんですけど、お尻と、ギターを背負っているから肩が痛くて」と過酷な旅を振り返った。

 トークセッションでは、弾き語りで新曲を披露。被災地の「リアル」な様子を自らの目で見た思いを歌詞に込め観客に届けた。

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