スターダムの女子レスラーが強烈ビンタ「次は絶対黒字にしろよ!」赤字の親会社オーナーに喝

松田 和城 松田 和城

 女子プロレス団体スターダムのスターライト・キッドらが28日、都内で開催された親会社ブシロードの21年6月期株主総会に現れ、同社会長の木谷高明オーナー(61)にビンタで“赤字”の経営状況に喝を入れた。

 キッドは「仲良くしましょう」と握手を求めた木谷オーナーの手を払い、眼鏡が吹っ飛ぶほどの強烈な張り手を顔面に放った。続けて、「スターダムはこんなに盛り上げてやってるのに、ブシロード本体が赤字ってどういうことや!次は絶対黒字にしろよ!」と叱責すると、会場の株主たちからは拍手が沸き起こった。木谷オーナーは、左頬の痛みに耐えながら「頑張らせていただきます」と頭を下げた。

 19年12月からブシロード・ファイトの運営になってスケールアップしたスターダムは、好業績を出した。しかし親会社であるブシロードはコロナ禍による音楽ライブの中止・延期・規模縮小などで、ライブエンターテインメントが大打撃を受けた影響もあり、21年6月期で約2億8千万の赤字となっていた。

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