愛知・常滑の「密フェス」14人が新型コロナ感染 県がクラスター認定 

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
 コロナ(rrice/stock.adobe.com)
 コロナ(rrice/stock.adobe.com)

 愛知県常滑市で8月29日に開かれた野外音楽フェス「NAMIMONOGATARI2021」に参加した14人に新型コロナウイルス感染が確認されたことを受け、愛知県は7日、当該の感染をクラスターに認定した。

 愛知県によると、6日の午後6時時点で、同フェスに参加した14人の感染が判明。県と名古屋市はイベントに参加者の中で希望者に対して無料でPCR検査を受け付けているが、当該の14人は医療機関で受診し、感染が判明した。

 同県の感染症対策課は同日、よろず~ニュースの取材に対応。「我々の発表としましては『常滑市で行われたイベント』ということです」とし、開催時期やイベント名は明言しなかったが、一部関係者によると、同フェスであるという。  

 また同課担当者は「今後も感染者はさらに増えていくことが予想されます」と回答。同県では6日の新規感染者数が1190人と、47都道府県で最多となったこともあり、担当者は「注目されていますのでね…」と困惑しつつ、「県民の皆さまには、より一層の感染対策を行っていただきたいと思います」と注意を呼びかけた。

 同イベントでは、酒類が提供され、一部マスクを外した状態のファン8000人が密になって声援を送るなどしたことが明らかになり、30日に愛知県の大村秀章知事が「極めて遺憾」と抗議するなど問題化した。

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