元HKT若田部遥さん、フジテレビで〝再出発〟 アナウンサーの夢実らずも記者志望で入社

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部

 元HKT48のメンバーで、ソフトバンク・若田部健一3軍投手コーチの長女・若田部遥さんが、4月1日にフジテレビに入社。25日には、同局系の特番「一般人、全員笑わせたら勝ち!PIKOOOON」に出演し、話題となった。HKT48に1期生として加入し、エース候補だった若田部さんは、紆余曲折の学生生活を経て、今春から新たな舞台で歩き始めた。

 若田部さんは2011年、HKT48に加入。父の健一氏は1991年のドラフト会議で4球団から1位指名を受け、鳴り物入りでダイエー(現ソフトバンク)に入団し、プロ通算71勝をマーク。母・佳代さんも福岡県内では名の知れたタレントという〝サラブレッド〟として注目され、デビュー早々から人気を博した。

 地元・福岡のソフトバンク戦ではレポーターも務め、〝勝利の女神〟とも称された。順調な芸能活動だったが、HKT48でセンターの座を獲得することはできなかった。将来の夢を「アナウンサー」と決め、2017年1月にグループを卒業。4月からは法政大学に進学し、東京での生活をスタートさせた。

 一歩でも夢に近づこうと、翌年からは、民放局と通信社でアルバイトを開始。音声担当として大きなマイクを持って、会見場にしばしば登場。将棋の藤井聡太二冠が優勝した朝日杯将棋オープン選手権の決勝戦でも、その姿が確認されていた。

 その意思を固めたまま就職活動に臨んだ若田部さんだったが、夢だったアナウンサーを突破することはできなかったという。それでも諦めずに活動を続け、超難関であるフジテレビの内定を獲得。3月末までは、父・健一氏らとともに福岡の芸能事務所に所属していたが、入社とともに契約を終了し、晴れて〝再出発〟となった。

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