〝本拠地〟ドンキ秋葉原店の外壁から「AKB48」が消えた理由とは

よろず~ニュース編集部 よろず~ニュース編集部
AKB48の広告が設置されていた「ドン・キホーテ 秋葉原店」
AKB48の広告が設置されていた「ドン・キホーテ 秋葉原店」

 アイドルグループ・AKB48の専用劇場が入る「ドン・キホーテ 秋葉原店」の外壁広告が、4月6日からオンラインゲーム「原神」に切り替わったことが、ネット上で話題となっている。これまでは、AKB48やその姉妹グループの広告が設置されていた。

 AKB48劇場はドン・キホーテ秋葉原店の8階にあり、2005年12月8日のデビュー公演から一貫して専用劇場として稼働してきた。現在も新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、出演者、観客とも人数を抑えながら、日々公演を行っている。

 秋葉原のアイドル文化を彩る〝象徴〟としての存在でもあったドン・キホーテ秋葉原店。その外壁の広告がAKB48から「原神」に変わったことは、ファンのみならず多くの人に衝撃を持って受け止められた。ドン・キホーテを運営する「株式会社パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス」の広報担当は、よろず~ニュースの取材に「契約上の守秘義務がある為、当社からはお答えが出来かねます」と回答。AKB48を運営する「株式会社DH」の関係者は、「特に大きな事情があるわけではなく、契約満了の時期がこのタイミングだったということ」と回答した。

 昨年来、コロナ禍で劇場公演や握手会の開催が制限されるなど〝逆風〟にさらされているAKB48。それでも、昨年は米国ビルボードおよびビルボードジャパンが発表した年間シングルセールスチャートでは、「失恋、ありがとう」が143万枚超を売り上げて1位。5年連続での1位となるなど、根強い人気はいまだ健在だ。

 一方の「原神」は、中国のゲーム開発・運営会社「miHoYo」が昨年9月に配信開始。5カ月で約943億円を売り上げる世界的ヒット作となった。今や至るところに広告があふれ、サブカルチャーの街・秋葉原を席巻せんばかりの勢いだけに、さらなる展開も注目される。

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