国民・玉木代表 衆院東京15区補選に「まずは敗因を分析と総括」 今後の立民との候補者調整についても言及

杉田 康人 杉田 康人
定例会見に臨む国民民主党の玉木雄一郎代表=7日、国会内
定例会見に臨む国民民主党の玉木雄一郎代表=7日、国会内

 国民民主党の玉木雄一郎代表(55)が7日、国会内での会見で、4月28日投開票の衆院東京15区補選で同党が都民ファーストの会とともに推薦した作家の乙武洋匡氏(48)が落選したことに「非常に残念な結果だと率直に思います。敗因についてはしっかりと分析し、総括をしていかなければならない」とした。

 目黒区長選でも、都民ファとともに推薦した伊藤悠氏(47)が落選した。代表としての責任について記者団から問われた玉木氏は「目黒区長選も、東京15区も残念ながら勝利を得ることができませんでした。よく敗因を分析して、これからにつなげていきたいと思っておりますので、まずはしっかりと敗因の分析と総括を行っていきたい」と話すにとどめた。

 次期衆院選での立憲民主党との候補者調整について、玉木氏は「両党が(候補者を)立ててない空白区については、競合して出していくっていうことになると、野党票も割れてしまって結局自民党に有利に働くっていうのはそうだと思うので、そこはだぶらずにうまく出していければなと思っております。立憲も国民も立てていないところが最有力候補」としながらも「できるだけ国民民主党の選挙区での受け皿を、可能な限り増やしていく方針」と説明した。

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