星空写真家KAGAYAが新作写真集「天空の庭」（河出書房新社）を２６日に刊行した。異例の発売前重版が決まるなど、大きな反響を呼んでいる。
星空写真家に加え、プラネタリウム映像クリエイターとしても活動するKAGAYA。天の川・月・虹など、「天空の贈り物」をとらえた息をのむような写真の数々は、日本をはじめ、世界中で撮影。その星空風景写真をSNSにアップし、星空の魅力や情報を伝え、ＳＮＳ総フォロワーは１００万人を超えた。
最新作「天空の庭」は、話題となった「天空への願い」以来4年ぶり、新作ばかりを集めた写真集。日本をはじめ、ノルウェー、アイスランド、ニューカレドニア、タスマニアなど、世界各地で撮影された数々の作品が収録された。また、高精細印刷と特殊インクによって、オリジナルの作品クオリティーを再現した。
新作は「星花雪月」「天空を映す」「天空の贈り物たち」の３つのパートで構成。「天空を映す」のパートでは、KAGAYAの代表作である「銀河のほとりで」を想起させる、水鏡が星空を映す写真を収録。水の惑星・地球ならではの360度星空世界が、目の前に広がる。
KAGAYAは1968年、埼玉県生まれ。星空写真家、プラネタリウム映像クリエイター。天空と地球が織りなす壮大な奇跡を、デジタルアートやプラネタリウム番組、写真など、様々なアプローチを通して表現。著書に、写真集『星月夜への招待』『天空讃歌』『悠久の宙』『星と海の楽園』『天空への願い』『Starry Nights』『天空の庭』、フォトエッセイ集『一瞬の宇宙』、入門書『星空の楽しみかた』、画集・画本『スターリー テイルズ』『ステラ メモリーズ』『画集 銀河鉄道の夜』『聖なる星世紀の旅』など多数。「the Zodiac 12星座シリーズ」は、ジグソーパズルでのベストセラー。プラネタリウム番組「銀河鉄道の夜」は、国内をはじめ欧米・アジアで累計100館を超えるプラネタリウムで上映され、観客動員数100万人を突破した。天文普及とアーティストとしての功績をたたえられ、小惑星11949番は Kagayayutaka（カガヤユタカ）と命名されている。花巻イーハトーブ大使。
