立花孝志氏がつばさの党・根本陣営の街頭演説に凸撃、黒川敦彦氏と江東区内で路上討論 衆院東京15区補選

杉田 康人 杉田 康人
舌戦を繰り広げた立花孝志氏(左)と黒川敦彦氏(画像は一部加工しています)=2023年4月16日
舌戦を繰り広げた立花孝志氏(左)と黒川敦彦氏(画像は一部加工しています)=2023年4月16日

 衆院東京15区補選(江東区、28日投開票)で福永活也氏(43)を擁立した政治団体NHKから国民を守る党の立花孝志党首(56)が23日、同区内で、根本良輔氏(29)が立候補している政治団体つばさの党の黒川敦彦代表(45)の街頭演説中に単身、現れた。

 立花氏は、政治家女子48党の幹事長だった黒川氏が反社会的勢力にお金を支払い、立花氏が暴力団から7000万円借りたという虚偽の事実をYouTubeで拡散したと主張。公開討論会を要求した上で、Xで「つばさの党の街宣車が今どこにいるのか?知っている人いますか?今から選挙カーで向かいます」と〝凸撃〟を予告していた。

 根本氏、黒川氏が他陣営の候補に質問を浴びせる中で現れた立花氏は「ヘイヘイヘイ!質問に答えろ」と、黒川氏の決めゼリフで反社会的勢力との結びつきを追及。黒川氏側も、旧政治家女子48党の不明瞭な資金の流れを追及した。約30分間の舌戦バトルは、両陣営決め手がないまま終わった。

 立花氏は、根本氏や黒川氏の選挙活動について「国会を騒がせる状況になっている。公職選挙法違反ぐらいになっている」としつつも「つばさの党は、ちゃんと話をすれば話はできる。立民もいかん。討論会にも来ず、質問にも答えず。日頃は総理大臣にあれだけ厳しい質問をしといて、自分たちが質問されたら逃げる」と指摘していた。

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