2015年に発売されたコクヨの「2連キャンパスノート」がSNS上で再び話題になっている。
B5サイズの通常のキャンパスノート2冊が縦に連なり、1冊になった「2連キャンパスノート」。今年の「 ロフト 文フェス 2024SPRING」でドット罫線の特別版が販売されたことで再び注目を集めているようだが、SNSユーザー達からは
「数学とか統計とかなら便利なノートなんかなぁ……」
「キャンパスノートが縦に重なると…こんなにも使いヅラいのかっ！！！…Σ(ﾟ◇ﾟ；)でも確かに魅力的だぁ✨📔どうやって使ってるのかが気になる…もしかして飾ってる？」
「何用？？」
と様々な困惑の声が集まっている。
コクヨの担当者にお話を聞いた。
ーーどのようなきっかけで「 ロフト 文フェス 2024SPRING」で発売されることになったのですか？
担当者：昨年ロフトの関係者の方々に滋賀県琵琶湖の環境保全活動を行っているコクヨ工業滋賀の工場見学にお越しいただきました。環境保全の取り組みにご共感いただいたことをきっかけに、「ロフト 文フェス2024SPRING」でコクヨ滋賀工業の製造商品を展開いただくことになりました。
その中で、特に裁断前の2連キャンパスノートを目玉商品として販売したいとおっしゃっていただいたことから、製品化が決定いたしました。
ーーノートのおすすめの使用方法をお聞かせください
担当者：歌詞カードを書くノートとしてお使いいただいたり、イラストの立ち絵を描くノートとしてご活用いただいたりと、Xのコメント欄で様々な使い方をご提案いただいております。
弊社としても、皆さんの声から「こんなことにも使えるのか！」と気づかされることが、多いのですが、2連のノートは、ページを広くお使いいただけるので、お子様がお絵かき帳としてお使いいただいた際、はみ出しにくくダイナミックな絵を存分に描くことができるのではないかと思っています。また、学習のシーンにおいては、古典の長文を筆記する際や、歴史の学習で年表をまとめる際などページをまたがることなく、書けるので達成感が得られるかもしれません。様々な可能性を試していただきたいです。
ーーノートを購入されたお客様からの反応や反響はいかがでしょうか？
担当者：SNSにおいて、「何のために使うかはわからないけどなぜか欲しくなる」といった声や、使い方の提案のコメントをいただくなど、大きな反響を頂戴しております。またメディア様から、販売の経緯や使い方についての取材も通常の商品よりもたくさん頂戴しており、予想だにしないSNSでの反響に、正直驚いております。日用品は、当たり前にある存在なので、生活の中で、わざわざ思い出すことは多くありません。今回、皆様にキャンパスノートを想起いただけるきっかけとなり、非常に嬉しく思います。
◇◇
目玉として販売していた「ロフト 文フェス2024SPRING」の会期は、残念ながら、 4月19日で終了となったが、在庫については継続販売しているとのこと。しかし、定番の「キャンパスノートの2連キャンパスノート」は作りたてのノートを感じて欲しいという思いから、 キャンパスノートを製造するコクヨ工業滋賀の工場見学者限定の紙製品販売コーナーにて販売しているそう。気になった方は是非チェックしていただきたい。
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