チャールズ国王 公務を担わないアンドルー王子に英王室追放を通告 復帰の望み断たれ王族生活終焉

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チャールズ国王
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 アンドルー王子(62)が、チャールズ国王から英王室の公務に就くことは不可能と通告されていたという。今年始めにヴァージニア・ジュフリーさんから性被害で提訴された件と、少女売春の斡旋をしていた性犯罪者の故ジェフリー・エプスタインとの繋がりを理由に、英王室の公務から退いていたアンドルー王子。今回エリザベス女王が死去する数日前に、チャールズ国王が所有するスコットランドの「バークホール」での会合で、王室復帰の望みが絶たれていたことが明るみになった。

 チャールズ国王とアンドルー王子のみの兄弟間での話し合いだったそうで、ある関係者はメール・オン・サンデー紙にこう明かしている。

 「アンドルーは完全に不意打ちを食らいましたね。戻る方法はあると常に信じていましたから」

 2月にジュフリー氏と金銭的解決を済ませたアンドルー王子。王室復帰に関して生前のエリザベス女王と話し合いをしていたと同関係者は続けた。

 「アンドルーは女王とかなり親しかったので、何度も公務に戻ることを話題にしていました。女王は穏やかに和解する様子を見せた時もありますが、ほとんどの場合、話題をすぐに変えていましたね」

 「甘い考えに聞こえますが、彼は高位王族として自分の位に戻れる望みを常に抱いていたのです」

 「あの会合でチャールズは彼に、『退き、良い人生を送ってくれ』、『王族としての公的生活は終わりだ』と言っていました。アンドルーは、『それを受け止めなくてはいけない』と言われていましたよ」

 アンドルー王子は軍の称号と王室の支援を全て失い、13日に慰霊碑の前で行われる予定のリメンバランス・サンデー(戦没者追悼記念日)の礼拝では、役割もないため欠席する予定になっている。

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